2.soft fibroma:軟性線維腫


 頚や腋窩に多発する。中年以降でほぼ誰でもできる。
 
いわゆるアクロコルドンの多くはこれ(一部は脂漏性角化症)。

 多発するものは小さい(3mm以下)。単発性は大きくなるものもある(2cmまで)。

    

治療:ハサミで切る。摘出。凍結療法。放置してもよい。


イトーひと言:初めて受診されて、すぐにとって欲しい、という患者さんがいます。具体的には、茎に なっている部分を、アルコール綿で消毒して局所麻酔(キシロカインE入り)を約1ml注射して、約5分待ちます。:待合室で待ってもらうことも多い。再度 消毒して、剪刀で切って、止血器(バイポーラ)で止血して終了です。準備には少し時間を要しますが、実際に処置している時間は、1分くらいです。切除後 は、再度消毒して、ガーゼを当てて終了です。
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