文責：伊藤孝明
平成２８年度の３年生の皮膚科試験は、従来と異なり、平成２９年２月に実施されることになったので、私の講義からは随分時間が経過してしまっている。
試験についてだが、
平成２９年２月９日木曜日の１０：３０から６０分間です。
で、試験時間は５０分とのこと・・・ちょっとよく判りません。
配点は、
山西・中川・山本・今井分：４０点
夏秋分：３０点
伊藤分：３０点 に決まっています。
よって、私は１５分で解答できる問題を作成します。
試験の形式は、従来通り。
昨年の試験問題を含めて、過去１０年分以上をそのままネット上に公開していますので、どういう形の試験問題かは、もうご存じの通り！
昨年から、プリント１枚で、左に、臨床写真、組織写真が並んでいて、その下から問題が始まる形式です。
問題のノリも従来通り。
ただし、過去問を見ての通りで、文章の書き方や、（ ）に入れる言葉は、換えています。
出題範囲も変わらず。
皮膚腫瘍・表皮内癌または癌前駆症、皮膚癌・・・この範囲から、今年は、日光角化症、ボーエン病、基底細胞癌、悪性黒色腫を強調して話しました。
循環障害による皮膚潰瘍は、動脈性疾患と糖尿病性潰瘍、静脈性疾患
皮膚外科では、真皮縫合と表皮縫合、全層植皮と分層植皮
というように、すべて、同じです。
まぁ、すべて、過去問と同じ傾向ですね。
今年は、いくつか、講義をちゃんと聴いていたら答えられるが、ちゃんと聴いていなかったら答えられない問題を入れるかどうかを検討中（過去にも何回かやりましたけど）。
国家試験向けの、各疾患に対する充分な知識と、臨床写真とダーモスコピー写真、組織所見が判っていると２９点は取れる。
あとは、講義中に説明した内容についてを、しっかり聴いていたら、満点です。
では、検討を祈る！
伊藤孝明