兵庫医科大学
皮膚科学教室
伊藤孝明のページ

自己紹介
昭和32年和歌山市生まれ
医師になってからは、心臓血管外科・外科・麻酔科研修の後に、昭和62年から皮膚科に転職し、さらに形成外科で研修して「皮膚外科」を得意分 野 として日々仕事をしています。
かつ、大学の教員として学生教育を、また、兵庫医大軽音楽部の顧問として、学生と一緒の時々を過ごしています。
「医療」と「音楽」は、人に「心地よい環境を提供する」という共通点がある、と思っています。

得意分野の「皮膚外科」については、日本皮膚外科学会の理事・副会長・事務局長をしています。

日本では、皮膚科は、外科系診療科でありながら、皮膚外科を得意とする医師が少なすぎます。
そんな中、兵庫医大皮膚科は伝統的に得意分野として、皮膚科領域の手術を積極的に行っています。

皮膚科領域では、皮膚がんの手術が充分に行えなければなりませんが、悲しいことに、皮膚がんを適切に摘出して、植皮や皮弁術で再建し、リンパ 節転移の検査をして、必要があれば、リンパ節の郭清手術(転移の可能性のあるリンパ節を取り去る)を、各皮膚がんの性格を知った上で充分な手 術を行える施設が極端に少ない、という異常さがあります。

関西では、こういう皮膚がん治療を積極的に行っている施設は、2〜3か所しかありません。

兵庫医大皮膚科は、全国のがんセンター皮膚科や、主要施設と連携をとりながら、皮膚がん治療を積極的に行っている数少ない施設のひとつです。