兵庫医科大学
皮膚科学教室
伊藤孝明のページ
このページは本学5年生実習のためのものです。患者さん向けの内容 ではありません。

【外来患者さんについて】
 私の外来は、完全に専門外来ですので、皮膚潰瘍と下肢静脈瘤(静脈性潰瘍)、虚血性(動脈性)潰瘍・皮膚腫瘍(悪性または良性)の患者さんがほ とんどです。
 皮膚潰瘍では、静脈性潰瘍の患者さんが多いですが、動脈性潰瘍、それ以外の原因での皮膚潰瘍の患者さんも来られます。
 下肢静脈瘤の術後の患者さんが多いのは、手術後2ヶ月、半年後、1年後、2年後という形で経過を診ているためです。
 皮膚腫瘍の患者さんは、初診で手術目的で来院される患者さん、術後の経過を診ている患者さんが来られますが、悪性腫瘍の術後では、3〜6ヶ月毎 に来院されます。
 とくに最近は、下肢静脈瘤の診察または手術を希望されて来られる患者さんと、主に足底や手掌のホクロ様皮疹や皮膚腫瘍の精査または手術を希望さ れて来られる方が多いです。

 初診患者さんは、とくにそうですが、「病院に来たくて来ている人は、1人もいないこと」を知っておいて下さい。
 また、紹介状を持って、地域医療室経由で初診された患者さんにとって、診察時間を予約しているのに、こんなに待ち時間が長いとは想像もしていな いこと。
 紹介状を持っていても(地域医療室経由でなければ)、朝9時に来て診察が昼になると思っている患者さんもいません。
 ・・・なので、緊張して行動して下さい。