2022年度以降の3年生皮膚科伊藤孝明分試験について |
私の内容は、5点/100点だけですので、全員、5点をとってください。 このページも、時々更新しますから、リロードして、みてください。 |
すべて左の( )に〇か×を書くだけです。 |
下記に、例題を載せます。このようなノリで5問だけです。 |
(〇)褥瘡は、通常、仙骨部や踵などにみられるが、下肢麻痺などで車椅子生活の人は、坐骨部にで
きることが多い (〇)動脈性(虚血性)潰瘍は、足部から趾尖部にみられることが多く、静脈高血圧性潰瘍は、下腿部にみられることが多い。 (〇)足部の潰瘍や虚血を疑う足の診察は、まず視診を行い足趾背部の毛があるかどうかをみる。 (〇)足動脈の脈診は、足背動脈と後脛骨動脈が良好に触知できるかをみるが、判りにくい場合はドプラ聴診器で脈音を確認する。 (〇)下肢動脈の脈診は、足動脈(足背動脈、後脛骨動脈)と膝窩動脈と鼠径部の大腿動脈を触診する。 (〇)腸骨動脈域の動脈狭窄を疑う場合は、臍部から鼠径部にかけて普通の聴診器で血管雑音の有無を聴診する。高度狭窄や閉鎖して いる場合は、血管雑音は聴取できないので注意を要する。 (〇)糖尿病性神経障害による足潰瘍は、比較的暖かく、足動脈の脈診は正常のことが多い。 (〇)糖尿病性潰瘍は、糖尿病性神経障害による場合と、合併する末梢動脈疾患による場合があり、前者は糖尿病のコントロールと潰 瘍の局所処置を行う。 (〇)末梢動脈疾患による皮膚潰瘍の治療は、血行再建であり、潰瘍局所の治療を優先すべきではない。 (〇)静脈高血圧性潰瘍は、一次性静脈瘤による場合と、深部静脈血栓症後遺症による場合があり、ともに圧迫療法から治療を開始す るが、前者では静脈瘤手術(静脈抜去術、高位結紮術、静脈内焼灼術など)の治療の適応になるが、後者では静脈瘤手術は行わない。 (〇)深部静脈血栓症による下腿潰瘍の治療は、局所療法だけでなく圧迫療法が必須である。 (〇)静脈高血圧性潰瘍は、その原因が、1次性静脈瘤でも2次性静脈瘤であっても、最初に行う治療は、圧迫療法である。 (×)褥瘡は、通常、仙骨部などにみられるが、下肢麻痺などで車椅子生活の人は、踵部にできることが多い (×)動脈性(虚血性)潰瘍は、下腿部にみられることが多く、静脈高血圧性潰瘍は足部に多い。 (×)糖尿病性神経障害による足潰瘍は、比較的暖かいが、足動脈の脈診は弱いか、または蝕知しないことが多い。 (×)糖尿病性潰瘍は、糖尿病性神経障害による場合と、合併する末梢動脈疾患による場合があり、後者には糖尿病のコントロールと 潰瘍の局所処置を行う。 (×)末梢動脈疾患による皮膚潰瘍の治療は、まず潰瘍局所の治療を優先し、潰瘍の治癒が得られない場合は動脈狭窄の有無を検査す る。 (×)静脈高血圧性潰瘍は、一次性静脈瘤による場合と、深部静脈血栓症後遺症による場合があり、ともに圧迫療法から治療を開始す るが、ともに静脈瘤手術の適応である。 (×)深部静脈血栓症による下腿潰瘍の治療は、局所療法で治癒しない場合は、圧迫療法を開始する。 (×)静脈高血圧性潰瘍は、その原因が、1次性静脈瘤では、圧迫療法であるが、2次性静脈瘤は、経過観察と局所処置である。 |
問題の書き方は、少し異なることがあっても、上記のことを理解していれば、満点(5点)です。 |