17.digital mucous cyst:指趾粘液嚢腫

 やや透明なドーム状に隆起した1cmまでの腫瘤。
 大きくなると、爪に変形をきたすことがある。

 ガングリオンは、関節腔につながっているもの。

 治療:摘出。再発の可能性あり。


 


イトーひと言:本当は嚢胞なんだけ ど、通常○○嚢腫と言いますね。病理学的には明確に区別しているんだけど。
それと、ガングリオンとの区別が難しい場合がある。ガングリオンは、整形外科の教科書には載っていると思う が、皮膚科の教科書には、ほとんど載っていない。皮膚科の診療では、ときどき出会うのだが。
ともに、大きくなれば、注射針で穿刺して、内容を圧出した後、液体窒素による凍結療法を行うことがある。
膝窩部にできた大きなガングリオンは、ベーカー嚢腫と呼ばれる。他には皮下にできる滑液包も似ているが、こ れらの疾患も皮膚科の教科書には載っていないですね。
 

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